口の中、どこであろうと出来たらイライラする「口内炎」。
舌の側面、舌の裏、歯に近い所、喉奥など、場所によっては何もしなくても痛みますよね。
で、最近私も誤って舌を噛んでしまったところが口内炎になり、地獄を見ていました。
そんな時にふと薬局で見つけてかなり助けられたアイテムがあったので紹介。
スプレータイプの薬です。
この薬の凄いところは「とにかくすぐ効く」という点。
「水溶性アズレン」という炎症を抑える成分が主成分となっています。この成分を直接口内炎へ打つことができ、液体なのですぐに浸透するため、効きが早いとのこと。
個人的な効果時間は30分~1時間程度と短めでしたが、今すぐどうにかしたいという時にとても助けられました。
仕事の会議など話をしないといけない時なんて特に。口内炎対策として即効性を求めるときはとても役立つと思います。
口内炎に効く薬といえば、他にもパッチタイプや軟膏タイプがありますが、正直すぐ効くって印象があまりないんですよね…。
単純にどれも使いづらいですし、口の中に違和感があったり、結局すぐはがれちゃったりして。
そういうデメリットがないこともスプレータイプのメリットなのかもしれません。
なお、このトラフル クイックショットは「すぐ治る」のではなく「すぐ痛みが治まる」という効果なので注意です。
治す方向で考えるなら、ネット上でも色々と挙げられている通り、
- 口内を清潔にする
- 栄養(特にビタミンB2/B6)をしっかり摂る
- 軟膏タイプの薬を塗って長時間おく
- 歯医者でレーザーを打ってもらう
などの処置が必要です。軽く詳細をまとめてみます。
口内炎の対策と予防
口内を清潔にする
口内炎は口の中の菌が繁殖すると、より炎症し、大きく広がっていきます。
なので適度に歯磨きやうがいで口の中を清潔にするよう心がけましょう。
痛みはあるかもしれませんが、効果大です。
体温を上げすぎない
炎症は体温も影響します。
体温が上がると血流がよくなるため、炎症も強まり痛みが増します。
冷やせというわけではありませんが、お風呂で湯船につかるなど体温を上げる行動は控えたほうがよいです。
栄養(特にビタミンB2/B6)をしっかり摂る
ビタミンB2は皮膚や粘膜の維持に、ビタミンB6は皮膚の炎症予防として作用します。
なので不足すると口内炎や舌炎になりやすいといわれています。
これらを普段から食品やサプリメントより摂取しておくと口内炎の予防につながります。
ビタミンB2/B6は以下のような食品に含まれます。
- 卵、納豆、乳製品
- レバー、赤身系の魚(マグロ、カツオ等)
サプリメントでは有名どころに「チョコラBBプラス」などがありますね。
軟膏などの薬品を患部に塗る
塗ってもすぐ剥がれてしまう、というかそもそも塗りづらいことで印象深い軟膏タイプですが、実は効果としてはかなり高め。
しっかり使えば1~2日で治ってしまいます。オススメの使い方としては以下。
- 歯磨きやうがいで口内を清潔にする
- ガーゼなどで口内の水分を取る
- 軟膏タイプの薬品を塗る
軟膏タイプは口内の水分をふき取ることがポイント。軟膏が落ちにくくなります。
とはいえ、それでも会話などで口を動かすと簡単に落ちてしまうため、夜寝る前などに塗るのが一番ですね。
口内炎の軟膏といえばやっぱり「ケナログ」。
病院から処方箋として出されることもある有名な薬です。
歯医者でレーザーを打ってもらう
歯医者では口内炎や舌炎によく効くレーザーを打ってもらえることがあります。
※歯医者によってないところもあります
レーザーで口内炎を薄く焼き、処置する形です。これがもう絶大な効果。私の経験的には口内炎対策として最強。超オススメです。
レーザーについては以前別記事でもまとめています。
トラフルといえば…
ちなみに、トラフル自体は結構有名な薬で、目にした耳にした、むしろ使ったことがあるという方もいると思います。
錠剤の方はこちら。
他にも直接濡れる軟膏タイプや、患部に貼っておおい隠すパッチタイプなどがあります。
なお、今回ピックアップした「トラフル クイックショット」ですが、あまり薬局では売られていないようです。
マツモトキヨシや駅前の薬局店などには、他のトラフルはあってもクイックショットはありませんでした。
私が見つけたのはTomod's(トモズ)。…まぁお店によりそうですね。
スプレータイプはまだ知名度が高くないのかもしれません。が、即効性の高い口内炎対策としては本当オススメです。
ではでは参考までに。