Amazon倉庫アルバイトについて語ってみる。【経験談】

ためになる話

どーも、元生活保護受給者の者です。今回は底辺のアルバイトとして有名?なAmazon倉庫のアルバイトについて、お話してみます。

個人的な話ですが、Amazon倉庫で働きはじめてもう一年になります。そろそろ辞め時かなとも思っているのでこの機会に少しまとめてみようかなと。

噂通りキツイ。けどそこまでではない

一般的に、Amazon倉庫のアルバイトはかなりキツいことで有名ですよね。

まぁ実際のところキツいです。作業によって負担は異なりますが、腰や関節を痛めたり、単純に筋肉痛が続いたりすることも多い現場です。

とはいっても、キツすぎるということはないですね。10年プログラマやってたガチデスクワーカーの私が1年出来てるんだから、キツいとはいっても、そこらへんは誇張も含まれていると思います。やってみれば、意外にできるもんです。

倉庫内でもいろんな作業がある

すこし倉庫内の作業を語ってみます。倉庫内での軽作業といっても色んな作業があります。

なお、ここで1つ注意点なのですが、「Amazon社直属のアルバイト」と「Amazon商品を取り扱う物流会社へのアルバイト」とでは待遇や作業内容が少し変わります。具体的にはAmazon直のほうが断然キツく、その分稼ぎもいいです。Amazonアルバイトの際にはこの点に注目してみるとよいでしょう。

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それでは作業内容について軽くまとめてみます。Amazon倉庫内では英単語とか使って呼びわけられることも多いですが、ここでは日本語に変えて説明します。

  • 倉庫への入荷(トラックから荷物の取り出し。フォークリフトやハンドジャッキでパレットごと運んだりする。私はやったことないけどやってるのは男性しか見たことない。キツそう)
  • 入荷物の搬送(パレットからロールボックスへ、ロールボックスから倉庫棚へと商品の移動。前者はキツイ、後者は一番楽)
  • ピッキング(注文された商品を、倉庫棚からロールボックスなどへ回収。比較的楽。女性が多めかも)
  • 検品・梱包・シール貼り(ピッキングされた商品を、バーコードを読み取って検品、ダンボールへの梱包、配送用のシールを貼ってレーンへ流す。作業自体は楽だが一日やってると腰にくる。女性多め)
  • 仕分け、倉庫からの出荷(レーンに流れてくる商品を配送先毎に仕分けて、ロールボックスに詰めて、トラックへ積み込む。相当キツイ。体を痛める率最高。ほぼ男性)
  • 在庫管理(倉庫棚の商品数や配置などを専用の端末やパソコンを使って管理。比較的楽)
  • ロールボックスやパレットの整理(雑用1。各作業で生まれたロールボックス等を移動する。一日中歩き回るので相当キツい。セールのときはマラソンレベル。男女比率はまばら)
  • 掃除・ゴミ処理(雑用2。倉庫内の掃除や、各作業で生まれたビニールやダンボールなどのゴミを片付ける。楽。注文が少ない日や、他の作業があまりできない人が当てられている印象)
  • その他(他にも細々と作業がある。アマゾン社員さんや仕事に慣れてきた人しかやらないような作業などもある。一日中パソコン使ってるような作業もある。アマゾン社員さんによると、搬入口やエレベーターの場所など倉庫の造りによっても作業タスクは色々調整が加えられているらしい)

上記の通り、アマゾン倉庫には色んな作業があります。基本的にはすべて「軽作業」なので、やり方さえ教えてもらえば初めてでも出来る仕事がほとんどです。だいたい半日もあれば慣れます。

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私も色々やりましたが、一番きついのは仕分け・出荷作業でした。一日で体を痛めます。毎日やってるとその痛みがしばらく取れなくなります。指の関節がガクガクしたり、腰や膝などの関節が傷んだり、歩くたびに足の裏が傷んだりします。

また、他の人たちと同じレーンで働く都合上、比べたり比べられたりするのもキツいです。「アイツ遅えなぁ」とか思ったり思われたりするので。キツイからかイライラしている人も多く、愚痴や舌打ちが最も聞こえてくる現場です(このあたりはアマゾン倉庫に限らないかもだけど)。

他の作業は基本的に一人でたんたんと、黙々と進められるため、このあたりの違いも仕分け・出荷がキツい理由です。

次にキツイのはロールボックス整理かな。一日中ずっと早歩きしててマラソンみたいなものだし。汗かいてひたすら歩き回ってるときに、入荷搬送組やピッキング組がテクテク歩いてる様を見るとたまに殺意が湧くレベルです(笑)

ピッキングとかは本当ラクな部類です。紙に書かれている棚まで行って、紙に書かれている商品を回収するだけなので。遅すぎるとさすがに注意されますが、基本的にはテクテク気ままに歩きながらできます。一人作業なので静かなのも良し。

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倉庫アルバイトの注意点

倉庫で働く際の注意点を、私が気になったところを中心にまとめてみます。参考までにどうぞ。

  • 倉庫の空調有無には気をつけるべし。空調がない倉庫は地獄です。夏場には蒸し風呂状態で熱中症患者が続発します。冬場には作業にもよりますが一日中外と同じ寒さの中で働くことになります。空調が効いてないことを理由に辞めていく方は毎月何人もいました。
  • Amazon倉庫内は基本的に「不平等」です。上記の通り、同じ時給でも仕事によって楽な人、キツい人が分けられるので、頑張りすぎないほうが吉だったりします。バイトの入れ替わりも激しいですし、そもそも軽作業ですからね。誰でもできる作業ばかりなので代わりは効くのです。

セールのときはめっちゃキツい

Amazonはセールが多すぎる問題。客としては嬉しいけど働く側としては嬉しくないやつ。

特に冬場、10月末のハロウィンあたりから12月末のクリスマスまでは注文数が爆発的に増えるので相当きつくなります。それでも待遇が良くなるわけではないので、勤務期間には注意しましょう。

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ギフトのラッピングもバイトの仕事

アマゾンで注文するときに選択できるギフト設定。商品を専用の可愛らしい袋などに詰めて誰かにプレゼントしたりするアレです。アレも、梱包担当の人がやってます。

アルバイトの人が、やってます。

まぁだいたいは梱包に慣れている手際の良い方がやっているので酷いことにはなりません。が、クリスマスシーズンは別です。ギフトの注文が多すぎて、梱包に慣れていない人も駆り出されるので酷いことになります。

「こんな汚いリボン結びでごめんな、ゆうたくん(仮)」

そんなふうに心のなかで謝りながら袋に入れてメッセージカードを装着したことを覚えています。…まぁほとんどの人はそんなこと一切考えず機械的に処理してましたが(笑)

荷物は投げるものではないけど…

アマゾン倉庫で働いていると、アマゾンで買うのを辞めたくなります(笑)。いや、たぶんヤマトや佐川などどの倉庫でも、アルバイトを雇っているところは同じようなものだと思いますが…。

基本的に仕分け・出荷の人は、荷物の扱いがぞんざいになりがちです。入荷からピッキング、梱包まではよくても、最後のところでぞんざいになります(笑)。まぁアルバイトだし仕方ありません。

最初は大丈夫なんです。でも、作業も終盤に近づき体が限界に近づくにつれ、荷物のことなんか考えていられなくなるのです。軽いダンボールの上に重たい荷物を置いて潰してしまったり、積込み時にぶつかって箱の角が潰れたり、傷ついたり。

さすがにダメージが大きすぎると再梱包や商品入れ替えになりますが、時間の都合上、基本的には放置です。配達の人と違って倉庫内は一般の目には映らないので見過ごされちゃうんですね。仕方ないね。

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フォークリフトもオススメ

いくつかの作業にはフォークリフト担当のものもあります。途中からフォークに切り替えた人の話を聞く限り、みんなフォークの方が楽だと言います。時給も上がりますし免許を持っている方はぜひぜひ検討してみは。

倉庫にもよりますが、フォークの免許取得を応援してくれるところもあります。たしか一週間で取れるんだったかな。フォークの方は重い荷物を担当しがちなので腰痛には注意です。

キツイけど安定して稼げるのはたしか

以上、Amazon倉庫アルバイトのお話でした。

Amazon倉庫のアルバイトは、軽作業といってもなかなかにハード。しかし、ちゃんと稼げるのも確かです。どこのAmazon倉庫求人も悪くない時給だと思います。やってみれば意外といけるケースもありますし、気になる方は一度やってみてはいかがでしょうか。

それでは、参考までにどうぞ〜。

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