あくびの我慢は危険!?首が攣って死にかけた話

健康と病気の話

欠伸(あくび)。日常生活の中でふと何気なく出てしまうものですが、人前やお仕事中にするのはマナー違反とされていますね。

よっぽど細かい人でもない限り注意されるような事はないでしょうが、心象は悪く映りがちです。

そんなあくびですが、はたして我慢するべきなんでしょうか。その方法とは。

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あくびを我慢しようとして首が攣った話

先日、仕事帰りの電車にて。つり革をつかんで立っていました。

ふと、あくびしそうになったので、公共の場ですし手で口を隠しながらなるべく口を開けないようにあくびすることにしました。

すると突然、首の筋肉がつりました

首というか顎の下というか微妙なところの筋肉。こんなところもつるんだなぁ、ってその時はちょっとびっくりしたのを覚えています。

「ぐっ」と意味の分からん声をあげながらなんとか平静を装っていましたが、恐るべき事態が。

次第に意識が朦朧としてきたのです

恐らくつった筋肉に血管が圧迫されて頭に血がのぼらなくなったんでしょう。

いつの間にか足もガクガクしてきてまともに立つことも出来ない状態。つり革にぶら下がりながらなんとかふんばりました。周りから見たらガクガク震える者がいたんでしょうが。

意識は今にも飛びそうだし、足はガタガタだし、これは本気でヤバいと思いました。

あくび我慢して死ぬ。んなアホな。

と、そこで前の座席に座っていたサラリーマンさんが私の異様な姿に気付いたのか、声をかけてきて席を譲ってくれました。「すみません」と言うつもりが全然声が出なかったので手でお礼をし、着席。

意識がやばかったので着席と同時に前かがみの状態。たぶん周りから見ると「酔っぱらって足がガクガクになったサラリーマンが今にも吐きそうになっている」状態に見えていたかもしれません。申し訳ない。

その後しばらくはヤバいままだったんですが少しずつ回復。意識と感覚が徐々に戻ってくるのがハッキリと分かりました。

ただ驚くことに、その時なにより実感できたのはめちゃくちゃ「涼しい」ってことでした。

全然気付かなかったんですが意識がもうろうとしてる間すさまじい量の「冷や汗」をかいていた模様。意識と感覚が戻るにつれて凄い涼しさを感じるのです。気持ちいい。

電車内の空気、冷房があんなに気持ちよく感じたのは初めてでした(笑)もう凄い気持ちよかった。よく分かりませんが初めて生きている実感を感じた瞬間な気がします。

運が良いのか悪いのか次の駅が降車駅だったので、席を代わってもらって回復後すぐに降りることになりました。

そこからは残り続ける首の痛みと闘いながらゆっくり帰宅。次の日まで首は痛かったです。

完全に気絶しそうになったのは生まれて初めてのことでした。まさかあくびなんかで。席を代わってもらえてなかったら気絶していたと思います。あのサラリーマンさんには本当に感謝でいっぱいです。

あくびは我慢しちゃ駄目。マナーとして手で隠せばオッケー

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あくび我慢で死にかけた体験。そこから学んだのは、「あくびは我慢しちゃ駄目」なんだということです。

出てしまったものは仕方ありません。身体に負担がかからないよう我慢するのではなくちゃんと出し切りましょう。

公共の場で大口を開けてあくびするのはマナー違反ですが、ちゃんと手で口を隠せばいいだけなのです。

あくび自体が悪いわけじゃない。口の中を見せるのがマナー違反なのです

あくびする時は「音」にも注意

意外と気にしていないところかもしれませんが、あくびは見た目よりも音の方が印象が悪いです

「ふあ〜ぁ」

ってやつ。

職場で近くの席にいる人にこれを連発されると正直腹立ちます。イライラします。ムカつきます(笑)

恐らく皆さんも感じたことがあるのでは。

オッサンになるほど声を出したり息を吸う音が大きくなる現象が見られるので注意しましょう。手で口を隠しても音は消せません。意識的に注意して出さないようにしましょう。

普段から家で音を出してあくびしている人は要注意です。

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