どーも施設暮らしの生活保護受給者です。アルバイトを始めてはや2ヶ月、受給費を上回る給料(収入)を得られるようになりました。受給費より給料が高くなったわけです。
その場合受給費はもらえるのか、返金はあるのか、などについてお話しようと思います。
給料について。1ヶ月目は受給費未満、2ヶ月目は受給費以上
運がいいのか悪いのか、給料が受給費を下回るパターンと上回るパターンの両方を経験できました。
というのも、1ヶ月目はアルバイト開始時期が月のなかば頃だったこともあって、まるまる一月分の給料は貰えなかったのです。ま、これは仕方ありませんね。
収入報告書(申告書)をケースワーカーさんから頂いて、働いた日数や場所、貰った給料などを記載し提出します。収入申告しなかった場合後々返済することになりますし、受給者としての立場も非常に危うくなりますので忘れず申告しましょう。
収入が受給費以下の場合、基本受給費に満たない不足分を貰えた
ざっくり数字を出しますと、
受給費:約11万円
給 料:約9万円
差引額:約2万円
毎月の基本受給費は11万円ですが、そこから給料9万円を差し引いた「2万円」が受給費となりました。
なお、ここでの給料というのは税金などの各種控除分を差し引いた手取り額になります。
給与明細に記載されている控除額については、すべて経費扱いとして収入報告することができ、全額戻ってきます。これホントすごいですよね。
私の場合、厚生年金、所得税、社会保険料などおよそ3万円が控除されていたため、これを経費として収入報告したところ3万円全額が戻ってきました。
なので最終的には、
受給費:約11万円
給 料:約9万円
差引額:約2万円
経 費:約3万円
計5万円が受給費としてもらえた形です。給料と合わせて計14万円。アルバイト前より収入が増えているわけですね。
収入が受給費以上の場合、受給費は無し。経費は貰えた
アルバイト2ヶ月目はまるまる一月働けたので給料もきっかり一月分もらえました。
受給費:約11万円
給 料:約18万円
差引額:0
経 費:約3万円
給料が受給費を上回ったため、差引額0となり、基本受給費はもらえませんでした。が、経費はおりたので最終的な受給費は3万円となりました。
給料が受給費未満で経費がなくても1万5千円程度は追加で貰える?
他の受給者さんに聞いたところ、月々の給料が受給費未満でも、1万5千円程度はプラスで受給費を貰えるそうです。
就業収入を得たことによる扶助なのだと思いますが、なぜ私は貰えてないんだろう?って感じですね(笑)
経費があるからなのか、正社員じゃなくてアルバイトだからなのか。純粋に受給費以上の稼ぎが見込めているからか。
まぁいずれにせよ、働いて収入を得たほうが最終的な受給費は増えるということを頭に入れておくとよいと思います。
収入が受給費を大きく上回った場合、生活保護終了
就業収入が受給費を大きく上回った場合(具体的には5万円程度上回った場合)、生活保護は翌月で終了となる可能性が高いそうです。ケースワーカーさんに伝えられました。
正直、とても早いです。
働いているといってもアルバイトなので、次の瞬間にはクビになっているかもしれません。貯金だってほとんど溜まっていません。
なかなかハードです。
が、生活保護は一生に一度しか受けられないわけではなく、ヤバくなったらその都度申請できるものです。さすがに2度目の申請判定は厳しくされるでしょうが…。
ケースワーカーさんと相談しつつ、なるべく生活保護の間に受けられる制度や扶助は受けておきましょう。生活保護を卒業したあとまた戻ってくることが無いように。豊かな生活を送り続けられるように。
私もまだまだ頑張らなくちゃですが、正直最近はとても楽しく生きているので、生活保護終了による不安よりも今後の人生をどう豊かにしようかというワクワクの方が大きかったりします。
生活保護、本当にありがとうございます。とても元気で前向きになりました。