2021年9月21日。十五夜、お月見です。
私史上、存在を知ってはいても一度も体験してこなかった国民的行事の一つです。「心を豊かに」を目標とする今年はぜひとも体験したい。
お月見。
9月の十五夜におだんごを供え食べるとかなんとか。今さら調べてみてわかる世の中の常識。でもいいんです。これからでもまだまだ間に合うんです。人生は長い。
人生初の「おだんご」作り
スーパーでおだんごを買って食べる予定だったのですが、バイト帰りに行ったら売り切れてました。皆ちゃんとお月見やってるんだね。今年から私も仲間入りしますよ。
ということで、人生初のおだんご作りとなりました。
スーパーでだんご粉を買いました。こんなのあるんだね。
粉に水を入れて、こねて、だんご状に丸く成形して茹でるだけです。簡単。
しかし計量カップがなくて水分量が分かりません。ここは適当にいきましょう。
こねていきます。
たくさんたくさん、こねていきます。
こねている間、なぜか笑いがこみ上げて止まりませんでした。
(今なにを作ってたんだっけ…?)
そんな思いが心の中をほとばしり3往復くらいしました。
ベッチャベチャでろくに成形できません。丸くしようとしたら手のひら全体にベチャベチャが広がりました。
手からくっついて離れない。なんなんだこれ。
しばらくこねても改善しなかったので成形は諦め、とりあえずスプーンですくってお湯に落とすことにしました。
しばらく茹でます。
茹でている間、「これはなんなのか」と自問自答します。おだんごとは形なのか、味なのか。そこまでいきつくと、形なんて関係ないよなって思えてきます。ひと安心です。
茹でていると浮き上がってきます。そのまま5分ほど茹で続ければ完成です。
できあがり
おだんごです。
おだんごです。
たぶんきな粉かければ大丈夫。そう思ってた。
実食。
特に匂いはありません。味も、きな粉以外には特に感じません。不味くはない。
しかし食感。非常にネチャネチャします。ベチャベチャとも言います。
歯と歯の間にまとわりついて離れません。
離れません。
いつまでたっても溶けない。次第にきな粉の味もなくなって、まとわりつく何かだけが残る。
次第に噛むのが億劫になってくる。口の中に得体のしれないネチャネチャがある。
団子、こわい。
団子、きらい。
団子、こわい。
初めてのおだんご作り、見事に失敗しました。たぶん水分量が違いすぎたんだろうなぁ。多かったのかな。それでここまで別次元のモノが出来上がるなんて、だんごって難しいんだなぁ。今後お菓子作りとかもしてみたいし、軽量カップ買おうか。
ふぅ。
だんごはともかく、月がとても綺麗なお月見でした。
綺麗な満月。
※月の撮影はandroidです。綺麗だけどさすがに無理があるね
来年はきっと美味しいだんごを食べよう。次こそはきっと。