生活保護、正式に終了しました。

人生の話

市役所でケースワーカーさんとお話してきました。そこで正式に生活保護が終了(廃止)となりました。

保護廃止決定通知書。

おめでとうございます。

 

ありがとうございます。

 

2021年2月からの約6ヶ月間、短いようで長い受給者生活でした。早々にアルバイトを始めたので受給費を頂いたのは実質3ヶ月間(3,4,5月)だけでしたが、このお金と施設暮らしがなければ間違いなく生きていられなかったと思います。本当の意味で命が助かりました。役所の方々には感謝してもしきれません。

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生活保護をうける直前、およそ半年前。

仕事を辞めて1年ほど経ち、いつの間にかうつ病になり、あらゆる全てを捨てさって、着の身着のままの状態で自殺未遂。

死の恐怖に負けあえなく自殺は失敗し、生きる道しか選べなくなったあの日の夜からずいぶんと前に進みました。

今はアルバイトで生きているというのに、正社員でプログラマとして働いていた頃より、その後退職して無職を謳歌していた頃より、今がずっとずっと幸せです。不思議なものですね。

今後も「心を豊かに」を人生目標として、愉快で充実した暮らしを続けていきたいです。

生活保護、最後はあっさり

役所に行き、ケースワーカーさんから生活保護終了の用紙(保護廃止決定通知書)を貰いました。

 

それで終わりでした。

 

ケ「それでは、これで。」

私「あ、どうも。ありがとうございました。」

 

あっさりです。特に注意事項などもなく。

 

まぁ、こんなものですよね。結局は他人の人生ですし、ケースワーカーさんはお医者様と違い「誰かの命を助けたくて仕事をしている」わけではないですからね。あくまでも仕事上の人付き合いです。

生活保護を受けている方の中には非常識で好意的に受け取られない方も多いと聞きます。少なくとも施設に住んでいた数十人のお爺さん達はみな相当な曲者ばかりでした。ケースワーカーさん達の日頃のストレスも考えると、何事もなく静かに終わりを迎えたのはむしろお互いにとって良いことだったのかもしれません。

私に有利になりそうな仕組みや制度があればすぐに教えてくれましたし、酷い対応や言葉使いなどは1つもありませんでした。担当いただいたケースワーカーさんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ケースワーカーさん、もう二度と、お世話になることがないよう頑張ります。本当にありがとうございました。

現状について。即出戻りの可能性もある

私の現状をまとめてみます。

  • アルバイト中
  • 給料は月18万弱
  • 月の出費は12万
  • 貯金は10万
  • 奨学金の返済は1年停止中
  • 住民税、所得税の支払いは、恐らく今月から開始?(月4万くらい?)
  • 滞納していた年金、住民税、所得税を払わないといけない(計10万程度。年金5万円は支払済)

 

うーん。

 

ヤバくない?

 

まぁ普通にこんな生活をしている人なんて世の中たくさんいるとは思いますが、せっかく生活保護を利用したのにそこまで余裕を持てないまま終わるというのはどこか不完全燃焼な気分ですよね。

例えばの話、事故なり怪我なりなにか問題が起きて、今月中にアルバイトがクビになったらまた生活保護へ出戻りになる可能性が高いですよね。すぐに次のバイト先が決まるとも限らないので。

精神的にも肉体的にもストレスなく元気とはいえ、瀬戸際で生きているというのが事実であり現実です。

貯金は当然ながら、今以上にお金を稼いで行く必要はありますよね。

 

ただ正直、まだ正社員に戻るのは億劫なので本格的な就活はまだやらないつもりです。必然的にブログ等の副業に力を入れていくことになるかなと思います。

 

いずれにせよ焦りはしません。

 

結果を急ぐこともしません。

 

今はもうお金がなくとも幸せにはなれると分かったので、ストレスフリーな人生を優先してゆるく穏やかに生きていきます。生活レベルさえ上げなければ今のままでも貯金しながら生きていけるので傲慢にならないように注意ですね。

そういえば、貯金額は一度も聞かれなかった

少し生活保護のことを思い返してみると、ケースワーカーさんから貯金については一度も質問されなかったなぁ、と気付きました。

仕事やアルバイトをしてお金を稼げるようになっても、たとえそれで1円も受給費が貰えない状態になったとしても、ある程度の貯金が貯まって安定するまでは「生活保護受給者」としての立場でいさせてくれるものと思っていました。

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まぁ「安定」ってなんだと言われたら難しいのかもしれません。人それぞれですもんね。世間的にはそれを「甘え」と受け取られてしまうのかもしれないし。まだ三十代という年齢的にももう大丈夫だろうと判断されたのかもしれません。

私と同じような生活をしているのに生活保護を受けられない(申請が通らない)人だっていると思います。万人を助けられる制度ではない、というのが本当のところなのでしょうね。そういう意味で考えれば早々に生活保護終了となったことも少し納得できます。

 

なにより第一に、

 

「生活保護終了は悪いことじゃない。むしろ良いことである。」

 

という事実を忘れてはいけませんよね。

受給者だったからこそ分かることですが、生活保護は「たくさんの縛りを受けながら最低限度のお金だけを貰って生きる」というのも現実であり事実です。

そんな生活から卒業したわけですから、悪いわけがありません。ポジティブなところに目を向けていかないといけませんね。

 

ひとまず。

 

私の肩書は「受給者」から「元受給者」となりました。「フリーター」にもなるのかな。

就活を頑張っていた学生の頃や社会人1年目の私に今の私を教えたらバカにされそうですが、これもまた人生です。

少なくとももう「うつ病」や「自殺未遂」という形で受給者に戻ることがないように、自分のメンタルケアを第一にやっていきましょう。胸のしこりをなくすという意味では滞納分の税金支払いや奨学金の支払いを最優先にしたほうがいいのかな。

そんなこんなでまた次回。

元受給者となった私を今後ともよろしくお願いします。

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