雨が好きな理由。ぼっちの自分語り。

人生の話

雨が好き。よく言います。よく聞きます。

今日は「雨が好きな理由」について話そうと思います。

「雨のどこが好きなの?」なんて刃のような質問が、されなくなることを祈って。

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雨が好きな理由。

子供の頃、一緒に遊ぶ友達がいましたか?

学校が休みの日に母親から、

「今日は友達と遊びにいかないの?」

という質問をされて、恥ずかしいような悲しいような感覚で、

「うん、今日は遊びいかない。」

って答えていた子供の頃。

プライドなのか、恥ずかしいと思ったのか、はたまた母親に悲しい思いをさせたくなかったのか、一緒に遊ぶ友達がいないことを話せなかったあの頃。

いま思えば「家にいるための理由」を探さなくちゃいけないってなかなか残酷だよなぁって思います。

まぁ母親はなんにも気にしてなんかいなくて、自分が気にしすぎなだけだったのかもしれないけど、思春期ってそういうもんでしょう。小さな悩み。それが一生涯の悩みになることだってある。

 

雨。

 

外に遊びに行けない理由を作ってくれる、雨。

雨が降っているから、遊びに出かけなくていい。出かけられない。

あの質問をされなくなる。いいわけ無しで家にいれる。

不思議と、心のどこかで本当にホッとするんですよね。

歳をとって大人になってみると、雨ってデメリットばっかりです。

洗濯物は生乾きになるし、通勤も服や靴が濡れて嫌になります。車通勤が増えて道路は渋滞しやすいし、買い物とかも大変です。旅行の日が雨だったりすると残念極まりないです。

でもそれでも、子供の頃の記憶が残っているせいか「雨がふるとホッとするような安心感を感じる」んですよね。

それが、大人になった今でも、「雨が好きな理由」として残っているんだと自分では思っています。

なんとなく、きっと同じような人、いると思います。

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陰キャと陽キャの違いなのかもしれない。

つまるところ私は陰キャなんです。

私と同じ理由で雨が好きなら、きっとその人も陰キャです。

「雨が好きな理由が分からない。」

っていう人、たまにいます。

たぶんその人は子供の頃、休みの日に一緒に外へ遊びにいくような友達がいたんじゃないかな。

きっと雨が降ることで、外へ遊びに行けないことが残念に思えるような学生時代を送っていたんじゃないかな。

いわゆる陽キャって人なんじゃないかな(悪い意味で言ってるわけではありません)。

 

まぁだからなんだってわけじゃないんだけど。

 

雨を好きな理由が分からない人に言いたいこと。「子供の頃、一緒に遊ぶ友達がいなかった」という可能性を考えてほしいということ。

 

「雨のどこが好きなの?」

 

っていう質問をされても、現実には答えづらい。適当な理由をつけて誤魔化したりする。

「友達がいなかったからかな〜。」

なんて回答、よっぽど歳を食って自分のことを客観的に見据えられるようにでもならないと答えられないと思う。羞恥心やプライドってなかなか捨てられないし。

家庭環境は人それぞれ。時代によっても変わるでしょう。最近の子達はネットゲームが身近になっていて家にいても友達と遊べるし、陰キャがみんな雨が好きかって言うとそういうわけでもないと思う。

ただ、私の「雨が好きな理由」はこんなところです。「友達がいなかったから」なのか、「それを母親に知られたくなかったから」なのか、根本的なところはわからないけど…。

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親御さんに言いたいこと。

「今日は友達と遊びにいかないの?」

って質問。鬼のような質問です。

学校でよく聞く、

「仲のいい人とペア組んでください。」

とかの質問と同じくらいキツい質問です。

子供心をえぐる。

そんな質問はなるべく子供にしないであげてほしいなと、心から思う次第です。

子供に家にいるための理由を探させないでほしいと、思う次第です。

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