施設卒業後の食費、ほぼ変わらず。しかし実態は好転している件【生活保護】

人生の話

どーも元施設暮らしの生活保護受給者です。今回は月々の食費についてお話します。

大きく分けて3段階。

生活保護初期の施設暮らし時の食費、アルバイトを始めた後の食費、そして現在、施設を出て一人暮らしを開始した今の食費です。

参考までに、家計簿アプリで統計した食費を公開します。初期の家計簿は残念ながらスマホ故障時に消えてしまったのですが、固定費だったのではっきり覚えています。

では、ざっくり紹介していきます。

受給者、食費の実態

【施設にいた頃の食費】

朝昼晩、以下のようなご飯を食べていました。

  • 朝:施設メシ
  • 昼:施設メシ
  • 夜:施設メシ

月の食費29,000円(家賃と一緒に支払い)。

栄養が全く足りない施設メシの時期です。当ブログでも書いてきましたが便秘や肌荒れが大変でサプリメントにも頼っていました。※サプリメントは食費に入れていませんが、出費は2000円くらい。

施設メシは美味しくはないものの、不味いというわけでもありませんでした。その頃はまだガッツリうつ病でしたし、ご飯よりもあたりを散歩して自殺場所を探すことに重きをおいていた気がします。いかんね。

【施設にいた頃の食費:アルバイト開始後】

続いて、アルバイトを始め給料を貰えるようになった後の食費です。

アルバイトを始めたことにより朝昼晩の施設メシ時間に合わなくなってしまったため施設メシ卒業となりました。

その後、以下のような食事を取っていました。

  • 朝:松のや(卵かけご飯定食250円)
  • 昼:バイト先の弁当(350円)
  • 夜:カップ麺&パックご飯 or 外食
  • 休日:同上

2021年5月の食費は29,723円でした。

家計簿アプリの食費統計。詳細は長すぎるので省きます。

施設内では自炊できない(火の取扱禁止、冷蔵庫がない)ので、外食とカップ麺に頼らざるを得ませんでした。

とは言っても、栄養には結構気を使っていて、コスパなど色々調べた結果上のような食事に落ち着いた感じです。

朝は松のやで卵、納豆を取り、お昼はバイト先で栄養満点の弁当を食べ、夜はどうにもならんので格安カップ麺で安く済ませると。

もっと改善できたとは思いますが、結果的には施設メシ時代よりずっと健康的になりました。同じ食費でも実態は良くなっています。

【施設卒業、一人暮らし後の今の食費】

  • 朝:松のや(卵かけご飯定食250円)
  • 昼:バイト先弁当(350円)
  • 夜:自炊 or 外食
  • 休日:自炊

2021年7月の食費33,119円

ちょっと高くなりました。

少し高めになった理由は後述しますが基本的には3万円程度です。

施設を出て自炊できるようになりました。まだ炊飯器や電子レンジはないので鍋と火を使えるだけ。しかしそれだけでも全然違いますね。

カップ麺を卒業し、素麺やパスタなどの乾麺系や業務スーパーの食材、スーパーの安売りセール食材を使うことが増えました。

また、この3万円の中には醤油、つゆ、酢、みりん、料理酒、塩、砂糖、ウスターソースなど調味料も含まれています。このあたりは来月にはかからなそうですし、今後はもっと安くできるか、もしくはもっと色んな料理にチャレンジできそうです。作ってみたい料理はたくさんあるので楽しみです。

出費はもっともっと節約できそうなものの、知識もノウハウも我慢も足りませんね。まだまだこれからです。

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ちなみに先月の食費が3万3千円と少し高くなってしまったのは月末最終日に大量の買い物をしたせいです。それがなければ29000円代でした。

月末。近所のスーパーで安売りセールをやっていて「安かったから」という理由でお米など大量の食材を買っちゃいました。まだ炊飯器も買ってないのに。でもきっと買うから。白いご飯の誘惑に負けた私を許してほしい。

金銭感覚を惑わす安売りセールの魔力。全国のお母様方の気持ちがほんの少し分かった気がしました。あれはヤバいです。

 

んで。話を少し戻します。

月々の食費は施設暮らし前後でほとんど変わらないものの、実態は大きく変わっています。やはりカップ麺を卒業したのが大きいです。準備が楽とはいえ食事に楽しさを感じられませんでした。お腹いっぱいになるだけ。

そのカップ麺が、パスタなどの乾麺や肉、野菜、牛乳など一般的な食材へと変わりました。そしてナポリタン、ハンバーグ、生姜焼きパスタ、七夕そうめんなどの料理に変わりました。

料理は楽しいです。自分で作ったものは美味しいです。初体験は心に豊かさを与えてくれます。スーパーで材料を見たり買ったりするたびに常識も勉強できています。良いことばっかり。少なくとも食事の面では充実の日々を過ごせています。

もっと使いたい食材と、節約の話

貧乏である以上、節約は大事なことです。

が、精神的に無理をしたいとは思いません。元うつ病患者としてはなるべく気楽でストレスを貯めず生きていきたいと思っています。無駄遣いしないように気をつけていますが、アレもコレも我慢というのは考えていません。

とはいえストレス無しに出費を減らせるのならばそれは嬉しいことです。安価な材料を探して使っていきたいと思っています。

例えばもやし、豆腐あたりは使っていきたいですよね。

前者は業務スーパーで一袋10円台、他スーパーでも20円台で売られている圧倒的に安い食材です。が、私が炒める以外の料理法を知らないので買うに至っていないのです。ご飯もないし、もやし炒めだけで食べるのもキツイ。

今後はもやし炒め以外の活用法を見いだして、もやしの稼働率を上げていきたいと思っています。

豆腐についても似たような感じで、業務スーパーでは30円、他スーパーでも比較的安く販売されています。栄養価も高く食べごたえもあるのでぜひとも使っていきたいのですが、こちらも冷奴、味噌汁以外の使い道が思い浮かびません。

先日はパックから出した豆腐そのものを麺の上にのせるというインパクト大な冷麺を作りましたが、今度はちゃんと調理してあげたいですね。

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そんな感じで安い食材を調べ、見つけて、レシピを探すのにもう少し力を入れていきたいと思っています。そうすればもう少し食費を抑えていけるかも。世の中には大家族なのに月々の食費2万円以下っていう人たちもいるそうです。すごいよね。

まぁ急がず焦らず、料理初心者として経験を積みつつ出来ることからやっていこうと思います。今後も貧乏飯かつ男飯をブログやInstagramに上げていきますのでぜひぜひ見てみてください。

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